ようやく初訪問「一統」

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金沢市進和町に暖簾を掲げる「ラーメン 一統」をようやく訪れることができました。2025年7月、かつて「海誠家」があった場所に居抜きでオープンした同店ですが、店主は開店前から各地で間借り営業を行い、その実力はかねてより噂に聞いていたところです。固定店舗としてのスタートを切ってから、すぐにも足を運びたいと思いながらも、気づけば半年以上の月日が流れての初訪問となりました。

開店と同時に店内へ足を踏み入れると、券売機には潔いメニュー構成が並びます。基本は「鶏醤油」の一本勝負。トッピングの選択肢はあるものの、スープへの絶対的な自信がこの絞り込まれたメニューからも伝わってきます。今回はその真価を味わうべく、スタンダードな「鶏醤油」を選択しました。

カウンターでチケットを預け、手際の良い調理を眺めていると、ほどなくして目の前に丼が置かれました。

一見するとシンプルなビジュアルですが、細部に目を向けると盛り付けの一つひとつから非常に丁寧な仕事ぶりが伺えます。澄んだ清湯系のスープは鶏をベースにしつつ、微かに豚をブレンドしているとのこと。一口啜れば、まず醤油の鮮やかなパンチが鼻を抜け、その後を追うように鶏のふくよかな旨味が幾重にも重なって押し寄せます。透明感がありながらも、非常に奥行きのある力強い味わいです。

このスープに合わせるのは、国産小麦をブレンドしたという特注のストレート細麺。心地よい歯ごたえと滑らかな喉越しを両立させており、噛むほどに小麦の風味がスープの塩気と見事に調和します。また、トッピングされた2種類のチャーシューも秀逸で、しっとりとしたレア系と、肉の旨味が凝縮された煮豚系、それぞれの食感の違いが一杯の中で良いアクセントとなり、最後まで食べ手を飽きさせません。

気づけば夢中で箸を進め、あっという間に最後の一滴まで完食していました。駐車場が限られているため、タイミングを見計らう必要はありますが、それを押してでも再訪したくなる魅力がこの一杯には詰まっています。

4月には片町店のオープンも控えている(既にオープンしているはず)とのことで、勢いに乗る「一統」の今後の展開から目が離せません。

2026/04/04 by 都市狩人

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