【食べ納め】さらば「赤だるま」の辛旨ラーメン

記事内に広告が含まれています。(ステマ規制対応)

1月初旬、馴染みのある「赤だるま」が3月にリニューアルするというニュースが飛び込んできました。しかも、リニューアル後は「家系ラーメン」に業態を変えるとのこと。
あの唯一無二の辛いラーメンが食べられなくなる――。そう思うと「最後にもう一度だけ」という思いが募りましたが、大雪などの悪天候に阻まれ、なかなか足を運べずにいました。しかしついに閉店当日というギリギリのタイミングで、最後のお別れに伺うことができました。

店内は、私と同じように名残惜しさを抱えたファンの方々で活気に溢れていました。厨房から漂う熱気と活気を感じながら、私が注文したのは「白だるまラーメン」です。
辛さは「2」を選択し、トッピングにはネギをチョイス。それ以外はあえてノーマルでお願いしました。

運ばれてきたのは、真ん中に赤い肉味噌が鎮座する、あの見ごたえのあるビジュアル。この「赤だるま」らしい、どこか頼もしさすら感じる佇まいを拝めるのも、今日でひとまず最後です。

まずは肉味噌を崩さず、スープと麺の個性を確かめます。スープをよく持ち上げる特徴的な平打ち系の麺を啜ると、「この食感も今日が最後になるのかな」という感慨が胸に迫ります。
そこから徐々に肉味噌をスープに溶かし込んでいくと、赤だるまの真骨頂が姿を現します。豚骨ベースのコク深いスープに、肉味噌の刺激的な辛さが混ざり合う瞬間は、まさに絶妙なバランス。口にするたびに「熱い、辛い、でも旨い!」という、この店ならではの幸福なループが止まりません。最後までおいしくいただき、名残惜しくも完璧な一杯を完食しました。

今回、最終日に訪問して改めて感じたのは、この店が持つ「中毒性と安定感」の両立です。単に刺激が強いだけでなく、辛さの奥にしっかりとした旨味の土台があり、そこに平打ち麺という個性をぶつけながらも、一杯のラーメンとして完成されていました。
また、閉店当日という多忙な状況下でも、スタッフの方々のスピード感や活気は健在でした。次の家系ラーメンについても詳しく伺いたいところでしたが、戦場のような忙しさに、その場では断念。しかし、その慌ただしさこそが、この店がどれほど地域に愛されていたかを示す何よりの証拠のようにも感じ、温かい気持ちで店を後にしました。

長年親しんだ味が姿を消すのはやはり寂しいものですが、一方で新しい「家系」への挑戦も非常に気になるところです。
あのこだわりを持ったスタッフの方々が作る家系ラーメンなら、きっとまた新しい驚きを与えてくれるはず。3月のリニューアルオープンを、今は楽しみに待ちたいと思います。

さようなら、これまでの「赤だるま」。そして、ごちそうさまでした!

タイトルとURLをコピーしました