久しぶりに「神やぐら 田上店」へと足を運んできました。今回の目当ては、少し前に追加されたという新メニューの「肉中華」です。

お店に到着すると券売機のトラブルというちょっとしたハプニングに見舞われましたが、スタッフの方が親切にカウンターで直接注文を聞いて対応してくれました。
店内のメニューをじっくり眺めながら出来上がりを待つ時間も、どこか心地よい期待感に包まれます。
しばらくして運ばれてきた器を見て、思わず笑みがこぼれました。
事前にメニュー写真で見ていた通り、一面を埋め尽くすチャーシューで完全に蓋をされており、麺の姿が一切見えません。
スープはすっきりとした清湯系で、表面に重たい脂が浮いている様子もありません。
醤油の色合いは深めでブラックラーメンほどではありませんが、なかなかの濃さに見えます。
しかし一口飲んでみると、見た目の深みとは裏腹に、さっぱりとした口当たりと心地よい醤油の風味が広がり、絶妙な塩梅に仕上がっていました。
合わせる麺は中太のストレート麺です。
神やぐらといえばあのワシワシとした極太麺のイメージが強いですが、今回はそれとは打った変わって繊細な印象を受けます。
口に運ぶとモチモチとした弾力がありながらも、芯にはしっかりとしたコシが残っており、ツルッとした喉ごしの良さが際立ちます。クセの少ない麺だからこそ、さっぱりとしたスープとの一体感が生まれており、最後まで飽きさせないバランスの良さを感じさせます。
そして主役とも言えるチャーシューですが、薄切りにカットされているものの、もはや枚数を数えるのを諦めるほど贅沢に盛られています。「29の日(肉の日)」の限定イベントでもないのに、これほどまでに肉を堪能できるのは圧巻の一言です。一枚一枚がとても柔らかく、しっかりと味が染み込んでおり、スープの熱でさらにジューシーさが増していきます。
いつも目にするような二郎系の「野菜の山」はありませんが、丁寧な仕込みと計算されたバランスに感心しながら食べ進めていると、あっという間に完食してしまいました。
ガツンとしたボリューム感とはまた一味違う、心地よい満足感に満たされる一杯です。次回訪問時の選択肢がまたひとつ増えてしまいました。
2026/08/01 by 都市狩人



